2011年4月15日金曜日

昨晩帰りました。




12日から14日の間、弊社の取引先であるT&Gさんのご先導のもと新潟県聖籠町、宮城県仙台市の避難所へ行って参りまして、ライブカリカチュアを行い、T&Gの皆さんの被災地支援活動に参加させて頂き、昨日の晩に帰京しました。

現地では取引先であるウェディング会社のT&Gに皆さんと活動をともにし、炊き出しとカリカチュアをはじめとする様々な催しが行われました。
実際に始める前までは本当にカリカチュアが役立てるのか不安でしたが、避難所の一角でライブカリカチュアを始めたとたん大盛り上がりで、現地の被災者のリーダーの方には「今までのこういったエンタメ支援の中では一番笑いが起きて良かった」という大変有り難いお言葉を頂戴する程でした。盛り上がりが最高潮な時には僕たちの周りが子供達で囲まれ、押しつぶされそうになりながら爆笑とともに描いている感じでした。あの様子は私のライブ歴の中でも1.2を争う盛り上がりでした。恐縮ながらほんとうに充実した時間を過ごさせて頂きました。

社会評論社の濱崎さんのご協力によって数冊ずつ避難所へ寄付させて頂いた「人種マニア」も被災地の方にも大好評でしたし、提携先の方々にも大好評でした。お子様の暇つぶしに役立っていることを願っております。



今回の旅の途中、T&Gの方に仙台の津波が到達した地点まで車で連れて行ってもらいましたが、荒れ果てた荒野にがれきや大木が散らばり、見るも無惨な様子に唖然としてしまうだけでした。凄まじい波が押し寄せたことが、海辺が見えない海からほど遠い場所でも感じられてしまうなんて・・・今回の津波が本当に恐ろしいものだということを物語っていました。
また、私たちは行くことはできませんでしたが、もう少し海側の方には、飛行機や舟等も内陸の田んぼの上に打ち上げられているそうです。聞くだけでも異常な光景が生まれてしまっているのが分かります。その中にはまだ発見されていないご遺体が眠っているそうで、現在でも捜索活動が行われているようでした。本当に心が痛みます。


しかしながら、多くの大切なものが失われてしまった避難者の方にも、私たちのカリカチュアやT&Gさんの炊き出し、マジック等によって笑顔が戻る瞬間は、何とも言えない清々しい気持ちがわき上がり「ここに来て良かった」と素直に思わされました。
あの笑顔があれば、これからの大変な復興にも立ち向かっていけると確信できる程、それは力強いものでした。逆にこちらもパワーを頂ける程のエネルギーが充満していました。
そんなことからも、絶対に復興ができることを確信したとともに、その早い復興の為にも、被災者の皆さんだけではなく日本を上げて一致団結して一緒に頑張らなくてはいけないと、思わされた次第です。


なお、今回の詳しい活動の様子は取引先の方で写真等をまとめてもらった後に今月中にはしっかりとした形で弊社のHPやブログでもご紹介させて頂きますので、そちらをご覧下さい。

今回の支援活動にお誘い頂き,移動から現地での様々なご準備ご対応をして頂きましたT&Gの皆様、現地スタッフの皆様、本当にありがとうございました。