2008年10月25日土曜日

Kobe Bryant


今月のコンテストのお題は「世界的著名人」。
僕は大好きなバスケットボール選手の「コービー・ブライアント」を描きました。
彼はもうあのジョーダンをも上回るくらいの技術と実績があります。一試合で90点ほどを取ったというあり得ない化け物ですね。高卒で入団した当初と比べると、ほんとに成熟した感じで、今ではもうベテランともいうべきなのでしょうね。
今回は、何か背景にこだわってみたかったのですが、彼の背番号を利用してデザイン性を高めた感じにしてみました。時間は15時間ほどかけて描きました。非常に細かいタッチにしたのですごく疲れましたね。もっともっとリアルだけど、制作時間を短くできるように研究していきたいですね。

2008年10月20日月曜日

Practice(my friend)



今回は、来月に行われる世界大会の本大会で描くスタイルで、友達を練習台にして描いてみました。時間は4時間ほどです。ナチュラルな誇張を軸とし、カラーの邪魔にならないようなライン作りと、自然な色味を目指しました。あとは、必要最低限の要素だけで時間短縮を図りました。今回は背景はつけませんでしたが、簡単できれいな背景を研究し、大会で使いたいと思います。
ちなみに彼はカメラマンなので、カメラを入れました。今、一軒家を高円寺に借りて四人で住んでまして、その4人のルームメイトの中の一人です。

2008年10月19日日曜日

My friend`s WB







小学時代からの同級生が、この度めでたく結婚するということで絵を描かせて頂きました!
彼女は、小さい頃から文武両道どちらも素晴らしくできる子でした。心に芯があって、全ての行動に説得力があるんですよね。そんな彼女もついに結婚です。ずっと昔から知っている仲間が結婚すると、なんか僕らがもう大人なんだということを実感しちゃいます。
本日誠にめでたく結婚式が行われたと思うのですが、末長いお幸せをお祈りします。本当におめでとう!!
そのうちまたみんなで飲みましょう!
ちなみに今回もフォトショップで作画しました。順をおって制作の流れをのせます。ペンタブと言う、ペン状のマウスを使いますので、ほとんど手描きに近い感じです。ただ、出来上がりが製品っぽくなりますね。

2008年10月10日金曜日

Commission Work






最近の注文制作の絵です。
9月からブライダルシーズンが始まり、僕たちも非常に忙しくさせてもらっています。披露宴内でのライブカリカチュアサービスも人気でして、毎月2~3本ほど受注いただいています。基本は都内のホテルや式場が多いのですが、出張もたまにあって本当に楽しいです。何より、出向先が有名なホテルですとか、式場、またはレストランばかりですので、普段僕なんかが行けないところに行けてすごく良い刺激を受けて描くことができます。どの式場もきれいで本当に目の保養になりますね。中でも最近は、茨木のお客様が多く、二~三週間に一回は茨城へ行っている気がします。あとは、実際の披露宴の中で描かせていただきますので、新郎新婦様はじめ、皆様の幸せオーラをいただけて最高です。ライブのご注文くださったお客様、本当にありがとうございました!
そして、なんと注文制作のウェルカムボードやギフトなどの注文枚数が今年も100枚の大台を超えました。この時期で超えましたので、今年は150枚ほどになるでしょうか。本当にありがたいことです。
これからもよりお客様のニーズに合わせた作品つくりでもっと喜んでいただけるように頑張りたいと思います。本当に皆様ありがとうございました!!

2008年10月6日月曜日

ギフト制作工程





今回は制作工程を順を追ってお見せしたいと思います。

①まず、最初にゼブラの筆ペンを使い、ラインを作っていきます。このライン作りでは、とにかく一本一本の線をきれいに描くことと、誇張やアイデアをしっかりと盛り込むように考えます。ほとんどがこの段階で決まるといっても過言ではないと思います。それほどこの白黒の段階は重要になります。

②次に、ベーストーンをコピックマーカーでつけていきます。これは、上に色鉛筆を塗った時に色がスカスカな状態に見えないようにするためと、色鉛筆を上にのせていく時のガイドとして役立ちます。この手間は僕にとっては絶対必要な手間ですね。各場所2~3色程度でトーンを付けていきます。

③コピックである程度のトーンをつけたら、ここからは色鉛筆での細かいディテールを作る作業です。僕はHolbein Artists Colored Pencil、という色鉛筆を使っています。この色鉛筆は非常に柔らかく、色のブレンディングがきれいにできます。また、油性ですので、塗った後に触ってもほとんど落ちませんし、伸びません。この段階でほとんど絵は完成に近い状態です。Burnt Sienna,Burnt Umber,pink,salmon pink,などでトーンを付けていきます。

④これで完成です。最後は赤みや灰色系、そしてホワイトを入れなおして仕上がります。

このような形でいつも注文制作をしているわけです。色鉛筆とマーカーでの作画は一番多くこなしてきたので、この制作の仕方がこの描き方の最終形の気がします。これからはデジタルと絵の具の方も手順を見せていきたいと思います。